若冲は決して自然をありのままに描かなかった

若冲は決して自然をありのままに描かなかった
若冲はとても人気のある画家だが、誤解されている画家でもある。
その代表的な誤解は、若冲が写実的な画家で、自然をありのままに描いたというものだ。若冲は写実的な画家ではない。若冲の描く自然はどこか変だ。表紙の鶏の上方向に、木と一緒に描かれている紺の物体は謎だ。全く写実的ではない。
他にも、若冲の描く自然はどこかに不自然さがある。それは若冲が、自然に対しても理想主義を貫いた結果なのだ。
そこに若冲の本質があると考えて、この特集記事を作った。
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