松村雄策が生き延びた事を祝って、ロッキング・オンの同窓会が行われた。

松村雄策が生き延びた事を祝って、ロッキング・オンの同窓会が行われた。
創刊時の同人である、橘川幸夫、斎藤陽一、大類信、大久保青志、そして僕と松村の6人で食事をした。
現在パリに住んでいる大類が帰国するタイミングで、これまでも同窓会は数年に1回位のペースで行われていた。しかし今回は、松村が脳梗塞で倒れたことをみんな心配して、生きているうちに会おうということで、急遽開催されることになった。
意外と元気な松村の様子にみんな拍子抜けしていたが、ほぼ全員がなにがしかの疾患をかかえていることも確認され、いつ死ぬか分からないのでこれからは毎年同窓会は開催しようと決議された。
しかし創刊されてから45年、ほとんどの人間がもうロッキング・オンには関わっていないのに、こうした同窓会が開かれるというのは凄いと思う。そして、どこの同窓会も同じだが、すぐに45年前の20歳の気分に戻れるのも楽しい。
読者に笑ってもらおうと写真を撮るつもりだったが忘れてしまった。気分は20歳でも、頭はしっかり老化がすすんでいる。
写真は1972年の夏に作られたロッキング・オンの創刊号。
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