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    カルヴィン・ハリスをサマー・ソニックで観る

    カルヴィン・ハリスをサマー・ソニックで観る
    現在のポップ・ミュージック・シーンの最強の勝者と言っていい存在のアーティストだが、何故彼が勝つのかがとてもリアルに伝わって来る見事なパフォーマンスだった。
    自分は踊らず人を踊らすダンス・ミュージックであるEDMが、一種機能主義的な側面を持つのは必然的なことだ。つまりDJのエモーションがその機能を追究するマッド・サイエンティストな趣になるのも必然だと思う。
    カルヴィン・ハリスにとって、機能を最大化する方程式は、あらゆるものを最適化することなのだ。
    過剰にもならず、不足にもならず機能を最大化する為の最適化、それを彼ほど見事にやってみせるアーティストはいない。
    それを巨大なスペクタクルとして見せてくれた凄いショウだった。
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