エド・シーランは100人のクラブでも、1万人の武道館でもギターと歌だけで1人闘う姿勢は同じだった。

エド・シーランは100人のクラブでも、1万人の武道館でもギターと歌だけで1人闘う姿勢は同じだった。
自慢ではあるが、僕は2012年の日本での初ライブを観ている。小さなライブ・クラブでのショーケースだった。彼と僕の距離は1メートル半くらいだった。それからあっという間に彼はトップスターになったが、ライブのスタイルはその時と全く変わっていない。ギター1本とペダル・ルーパーだけ。ステージには自分一人。スタジアムもこれでやってしまう。当然、今夜の武道館もそうだ。
2015年の100人のクラブで聞いた「Aチーム」も今夜の1万人の武道館で聞いた「Aチーム」も鳴っている音は同じ。でも曲の力と歌の力があれば、どこでも自分の音楽は聞く人に届くという確信が彼にはある。むしろそのシンプルなスタイルだからこそライブでは音楽としてのグルーヴが生まれると思っているのだと思う。
「楽しい」とステージ言っていたが、本当に楽しそうだった。
スポティファイ時代の最大の勝者はエド・シーランだと思う。
デジタルとネットが牽引するシーンで勝ったのが、誰よりも肉体的に音楽を表現し、ライブで最も輝くアーティストであったというのが凄い。オンタイムで始まるので、これから行かれる方は早めに会場に着くように。
渋谷陽一の「社長はつらいよ」の最新記事
公式SNSアカウントをフォローする

最新ブログ

フォローする