ダヴズが活動休止状態に入ったとき、バンドはアルバムを4枚出し、どれもがヒットし、普通なら休止というタイミングではなかった。今になって考えてみれば、だからこそ復活が成功したとも言えるかもしれないが、当時はファンには何故という思いが強かった。
もともと幼なじみバンドなので、休んだところで復活がうまくいくイメージはあったのだろう。だからこそ普通ならあり得ないタイミングでの休みに入ったのかもしれない。ただその休止が11年になるとは思っていなかったのではないか。当初は2年くらいの休止と本人たちも言っていた。いずれにしろバンドがサバイバルするには、この休みは有効だった。
ロック・バンドの有効期限は、ロック黎明期には考えられないくらい長くなった。であるとするならダヴズ的なサバイバルはとても有効なのでは。
番組でも紹介した見事な復活ナンバー2曲をMVでも楽しんでください。
https://www.youtube.com/watch?v=Q02PXRTMus4
https://www.youtube.com/watch?v=pISDosb4Aes
11年のインターバルとは何なんだったんだろう?ダヴズがファンの求める音と正面から向き合うには、それだけの時間が必要だったのでは?ロックの時間単位が変わって来た気がする。
2020.10.04 21:36