昨日は山下達郎

昨日は山下達郎

会場はお馴染みのサンプラザ。
東京は30年くらい、この会場を使っている。
デビューしてから35年という事でキャリア初期のナンバーもやってくれた。
まだツアーは続くので詳細は書けないけど、敢えて30年前のライブ・スタイルで演奏したナンバーが素晴らしかった。
時代を超えた普遍性を当時から持っていた事がリアルに伝わって来た。ネタバレにつながらないトピックとして僕が印象的だったのはPAの音量。前にも書いた事があるけど日本のアーティストのPA音量は大きい。洋楽のアーティストのライブで耳が痛いなどと思う事はほとんどないが、日本人のライブでは良くある。おかしいと思う。日本のロックがまだ未成熟な事を象徴的に表している気がする。
山下達郎のライブの音量は正しい。正しいというのは変な表現だが、本当に正しいと思う。音楽を音楽として伝える最も適切な音量が設定されている。
全ての楽器の音が気持ち良く届いて来る。言うまでもなく演奏の確かさがあるから成立する事だが、正しいと思う。
音楽の傾向から来る音量だと思う人もいるかも知れないけれど、洋楽の場合はいくらハードなスタイルのロックであっても、無闇と音量は大きくない。
イベントで海外のハードなロック・バンドより、日本のポップ・アーティストの方がやたら音量が大きくて凄く異様だった。当たり前の事をしっかりやる事によって獲得する時代性と国際性、それを感じたライブだった。
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