HCWでオマール・スレイマンを観る

HCWでオマール・スレイマンを観る

中東の民族舞踏音楽「ダブケ」を現代的ダンス・ミュージックまで昇華させたオマール・スレイマン。とりあえずあの衣装でステージに登場するだけでインパクトがある。まあシリア人の彼からすれば、あれが日常的な服装なので、衣装というのとは違うのかも知れないが、異化効果はかなりのもの。
キーボードとトラック両方を担当するミュージシャンと2人だけのパフォーマンス。歌ってないパートもかなりあるので、ステージでどうするのだろうと思っていたら、マイクを脇の下にはさんで、淡々と手拍子をしながら、ステージを右から左まで行ったり来たりしていた。
キーボードのミュージシャンが面白かった。
サクサク進む感じでなく、曲がすぐに出て来ない。間が空いて、オマーが気にして彼を見たりするのだが、全く気にする様子がない(笑)
「ダブケ」は結婚式やパーティーを盛り上げるが目的の音楽らしいが、そのスーパースターとして面目躍如といった楽しいステージだった。
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