毎号好評をいただいているSIGHTの人気コーナー＝作家インタヴュー、
いつもは1本ですが、3月30日発売の最新号には、2本掲載しています。
朝井リョウと辻村深月。前者は第148回、後者は第147回、と、続けて直木賞を受賞した
おふたりですが、SIGHT的に狙ってそうしたわけではありません。たまたまです。

このSIGHTのインタヴュー、取材の時本誌を手渡すと、作家さん本人に
「えっ、こんなにページ数割いてくれるんですか？」と、
驚かれることが多いです。
みなさん人気作家なので、取材を受け慣れている方ばかりですが、
文芸誌でも書評誌でもないのに、ここまでたっぷりと作家のインタヴューを
載せる雑誌は、あんまりないそうです。
言われてみればそうかも。新聞とか週刊誌でも、たいていもっと短いし。

でも、ゆえに、「これはちゃんと本腰入れて話さないと」という気持ちに
なってくれるのか、朝井さんも辻村さんも、それぞれ「なぜあのような
作品になるのか」という必然が解き明かされる、内容の濃い、とても
おもしろいインタヴューになりました。
おふたりのファンの方には喜んでいただける自信、ありますし、
ファンじゃない方も、このインタヴューを読めば「ちょっと読んでみようかな、
この人の本」と思ってもらえるのでは、という自信もあります。
ぜひ。

SIGHT最新号、詳しくはこちらを。ぜひ。http://ro69.jp/product/magazine/detail/80029

（兵庫慎司）