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    Sharks

    Sharks

    あっはっは、痛快痛快。今夏のフェスで大型ステージへの抜擢が目立つUK新人バンドの中でも、とりわけ「マジで!?」感が強かったシャークス。スタジアムで鳴らす必然をまったく感じない素っ裸パンクを、「ザ・クラッシュだってシェイ・スタジアムでやったじゃないか」ぐらいの身の程知らずな心意気で堂々とプレイしている。最高。

    だいたい、いつの時代も一定の割合で存在しそうなこのまっすぐで憂いたパンクは、ヴァクシーンズやウー・ライフ、ビバ・ブラザーらと比べて「2011年にこそ鳴る必然」も感じない。でも、正直に言うと、一番好き。いつの時代も存在している、その理由そのものが鳴っている感じだ。ナイス抜擢です。(小池宏和)
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