アントニー・アンド・ザ・ジョンソンズのアントニー・ヘガティの新しい名前、アノーニ名義でリリースされるアルバム『Hopelessness』がとにかく凄い

アントニー・アンド・ザ・ジョンソンズのアントニー・ヘガティの新しい名前、アノーニ名義でリリースされるアルバム『Hopelessness』がとにかく凄い。
タイトルからして凄い。「希望がないこと」。

そしてもちろんそれ以上に音楽がとにかく凄い。
アノーニが歌い、Oneohtrix Point Neverとハドソン・モホークがサウンド・プロデュースしている。
つまりこのアルバムは、アノーニとハドソン・モホークとOneohtrix Point Neverの三者によるアルバムなのだ。
アントニーもOneohtrix Point Neverもハドソン・モホークも、個人的にピンポイント的にフォローし続けてきたフェイバリット・アーティストだから、このアルバムはちょっと夢のようである。

これまでのピアノが主体のサウンドとは全く変わって、サンプリングと打ち込みによるエレクトロニック・サウンド。
本当に美しく、強く、聴いていると底知れない畏れを抱く。

大統領に向けた歌「オバマ」の、冷たい怒りの波動も凄い。

サム・スミスが天使の歌声なら、アノーニは天も地も行き来する霊的な歌声だ。

5月6日にリリース。
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