キューミリ自体の演奏時間はかなり短めで、滝はギターとシンセサイザーを交互に弾くという形。
試練のツアーだ。
ステージ上での滝はいつものように自由にステージ上を動き回ってパフォーマンスする感じとはかなり違うが、演奏自体は全く遜色ない切れ味。
流石である。
メンバーが一丸となってこのツアーを、今の状況を乗り切ろうとして頑張っているのが伝わってくる。
卓郎は、普段なら言わないようなストレートな感謝の言葉を何度も何度も重ねていた。
キューミリとはインディーの頃からの長い付き合いなだけに、
僕も今日は客席から全力で応援する気持ちで観ていた。
でもこの結束力と根性があれば大丈夫。
そしてこんな状況でも1%もパワーダウンしないこの音があれば大丈夫だ。
