Nulbarichの初ワンマン(追加公演)を観た

Nulbarichの初ワンマン(追加公演)を観た
ラジオや街でBGM的に流れているのを聴くよりもはるかにディープなグルーヴと高密なアレンジと上質な“間”に満ちた音楽だった。

空気の温度をホットやクールに変えずに常温のまま躍動させてウネリやグルーヴを生み出していく手腕はかなりのもので、それをポップに聴かせるプロデュース力と歌の魅力も特筆すべき。

ディアンジェロ以降の「ズレたジャスト」を狙ったグルーヴも、黒人のソウルでもブルーアイド・ソウルでもない新しい世代のR&Bシンガーソングライターの「節」を自然に体得した歌も、全てに新しさを感じた。
それをごく普通に当たり前にやってのける感覚も心地よかった。
山崎洋一郎の「総編集長日記」の最新記事
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