米津玄師「灰色と青(+菅田将暉)」のMVを観て

米津玄師「灰色と青(+菅田将暉)」のMVを観て

米津玄師は、電車に乗って窓から憂鬱そうに外をぼーっと見ている。
菅田将暉は、夜のブランコに座って打ちひしがれたようにタバコを吸い続けている。

そんなシーンが延々と続く、いや、ほぼそんなシーンだけで出来たMVが24時間で再生回数100万を超えた。


最高だと思う。


曲として究極だと思うし、米津・菅田のヴォーカルも素晴らしい。

だけどそれだけではなくて、
キャッチーでアッパーで共感しやすいものだけが拡散していく今の世の中で、
わかり合うことが難しい孤独な心のまま少しでも前に歩き続けようとするようなこの歌と、ダウナーな心象と日常を美しく捉えたこの映像が支持されているということがなんだか嬉しいんだ。



10月30日発売のロッキング・オン・ジャパン(表紙 10-FEET)では、米津玄師本人が語る「アルバム『BOOTLEG』全曲解説インタビュー」を掲載します。
もちろん菅田将暉との「灰色と青」についてもしっかりと語ってくれています。
楽しみにしててください。

現在発売中のロッキング・オン・ジャパン(表紙 米津玄師)も、まだ読んでない人はぜひ読んで欲しいと思います。
よろしくお願いします。
山崎洋一郎の「総編集長日記」の最新記事
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