UVERworldニューシングル「ODD FUTURE」について

新しいUVERworldが始まった。新曲「ODD FUTURE」は明らかにそのことを告げている。
これまでのUVERworldとは違う新しいサウンドデザイン、TAKUYA∞のこれまでになかった歌い方とエフェクトの使い方、それでいてナチュラルに溶け合ったデジタルとエレキとアコースティックの音の調和。
UVERworldとして新しい音楽スタイルを提示していると同時に、海外のポップ・シーンの最前線とのシンクロも感じさせる。わくわくするような「音」だ。

前作のアルバム『TYCOON』が3年間かけて作った、ある意味で「第一期UVERworldの完成形」ともいうべきフルボリュームの作品だっただけに、このシングルで新しい音楽の扉を開けて次へ進もうというメンバーの意志が鮮やかに伝わってくる。
洋楽「志向」の意識高い系バンド/アーティストたちが90年代を引きずったインディー主義、ピッチフォーク幻想から抜けられずにいる中、いつの間にかUVERworldは現在進行形の海外のポップ・シーンの最前線とシンクロする形でサウンドをアップデートしつつある。(山崎洋一郎)


ロッキング・オン・ジャパン最新号、UVERworldロングインタビュー冒頭文より
https://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/B07B64T2L4/ref=mp_s_a_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&qid=1525314445&sr=1-1&pi=AC_SX236_SY340_FMwebp_QL65&keywords=%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%B3+%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%91%E3%83%B3
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