Eveのアルバム『おとぎ』全曲解説インタビューやりました

Eveのアルバム『おとぎ』全曲解説インタビューやりました
今日発売のロッキング・オン・ジャパン最新号で、Eveの新作『おとぎ』の全曲解説インタビューやりました。
6日のアルバム発売を待って読むもよし、すぐに読んで準備するもよし。
貴重なインタビューなのでぜひ読んでほしいです。



(インタビュー記事リード文より)
ネット界では大きな支持を集めているEveだが、この最新アルバム『おとぎ』によって音楽シーンの新たな主人公としての物語を歩き始めることになるだろう。
いや、いきなりかなりのスピードで走り始め、シーン全体をリードしていくことになるかもしれない。
それぐらいこのアルバムが放つ魅力は新鮮で、内包する世界観は興味深く、そしてサウンドも歌詞もジャケットもMVもすべてが限りなくエモーショナルだ。

今の時代に生きる今の世代の人間が感じる喜怒哀楽にふさわしい音と言葉を実に的確に作り出している。
大量の情報の渦の中でデジタルに明滅する絶望/希望、優しさ/残酷さ、終わり/始まり、そして「自分/もうひとりの自分」の複雑な意味を読み解き、そのプロセスと解答を、最適化されたビートとメロディーとアレンジに乗せて誠実に歌う。
それは今までになかった最新型ポップのスタイルだ。
そしてそこには今の時代を生きる今の世代にしかわからない独特のエモーションが宿っていて、そこがたまらなくエモいのだ。

ライブの回数もまだ数えられるほどで、メディアへの露出もまだほとんどない、まだアンダーグラウンドの住人であるEveがいきなり「2019年を代表するポップアルバムの傑作」と呼べる作品をリリースしたことは、大きな事件だ。
本誌では異例の2ヶ月連続インタビュー、後編の今回はアルバム全曲解説をお届けする。(山崎洋一郎)
山崎洋一郎の「総編集長日記」の最新記事
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