だがしかし、やはり作ってしまった。時代の後押しというのは間違いなくある。数年前の、音楽シーンがEDMとヒップホップとSSWで埋め尽くされた時代だったら躊躇していたかもしれないが、音楽階級社会に属していないZ世代が起こした新しい風とそれを反映したこの2、3年のシーンにおいてはこうした特集記事の有効性は増すはずだ。実際に、若い世代のアーティストほど、インタビューで「ニューウェイヴ」「ポストパンク」という言葉が出る頻度は高い。この特集がそんな今の時代に刺さるといいな。(山崎洋一郎)
ロッキング・オン最新号『ニューウェイヴ/ポスト・パンク特集』、高評価いただいています。ジョイ・ディヴィジョンとザ・キュアーのポスターも大好評です。 ニューウェイヴ/ポストパンクの逆襲──編集後記より
2022.06.12 11:54
だがしかし、やはり作ってしまった。時代の後押しというのは間違いなくある。数年前の、音楽シーンがEDMとヒップホップとSSWで埋め尽くされた時代だったら躊躇していたかもしれないが、音楽階級社会に属していないZ世代が起こした新しい風とそれを反映したこの2、3年のシーンにおいてはこうした特集記事の有効性は増すはずだ。実際に、若い世代のアーティストほど、インタビューで「ニューウェイヴ」「ポストパンク」という言葉が出る頻度は高い。この特集がそんな今の時代に刺さるといいな。(山崎洋一郎)