THE 1975のニューアルバム『Being Funny In A Foreign Language』をいち早く聴いた。あまりにもいいので少し書く。
80’sポップ感やチェンバーポップ感がアルバムの基本トーンとなっていて、前作のような極端なエレクトロや振り切ったガレージパンクとかはない。とにかくどの曲もクオリティー感とバランス感のレベルが恐ろしく高い。素晴らしいアルバム!
スタイルの個別化、技術の先鋭化、ポリティカルなマニフェスト、などに邁進したコロナ禍のポップシーンの次のチャプターを告げる、実に鮮やかなアルバムだと思う。思えば、ドレイクの新作にもビヨンセの新作にも、そんな「次のチャプター感」を感じたんだよな。
これぞまさしく2022年のポップアルバム。次号のロッキング・オンの表紙巻頭で特集するのでお楽しみに!
THE 1975のニューアルバムを聴いた。素晴らしい!
2022.08.18 22:17