ロックバンド編成で、バイザラウンドの松山晃太や奥井亜紀、ナノウといったゲストのヴォーカリストが数曲ずつ歌っていくというスタイル。
ダブルアンコールのラスト曲「サマータイムレコード」だけ、じんが歌った。
楽曲やサウンド自体はロックのライブそのものなのだが、客の「楽曲」に対する思い入れ、愛し方がとにかく凄い。ステージ上のメンバーにも声援は上がるのだが、曲が始まった時の「楽曲」に対する声援に本当に心がこもっているのだ。
主にニコ動を通じて楽曲と出会い、その世界に思い入れ、アルバムでそれを確認して、小説でも歌詞の意味をさらに深く知り……というふうに自分で楽曲に対する愛情を深めていったリスナーにとっては、
一つ一つの楽曲にいろんな思いが積み重なっているのだ。
そして、それの生みの親であるじんが目の前でそれらを演奏してくれるこのライブの場は、
感謝と敬意を伝える場でもあったはずだ。
まるで客が楽曲とじんを祝福する場のようだった。
小説「カゲロウデイズ」の4作目も書き上げたようだ。マンガの連載もスタートする。
ニコ動で投稿を始めてから2年でこれだけの仕事ぶりと実績は本当に驚異的だ。
じん(自然の敵P)のワンマンライブはこんなセットリスト
2013.08.15 20:07