2016年以来となる単独来日公演の11月開催がアナウンスされたジェイミー・エックス・エックス。その彼から9年ぶりに届けられた待望のソロ新作『イン・ウェイヴス』について、ロッキング・オン最新号でインタビューした。
長い間、アルバム制作の意欲を燃やすことができなかったことも赤裸々に語られているが、だからこそジェイミーが奪還した意欲は、ありのままに『イン・ウェイヴス』に渦巻くダイナミックなエネルギーとして反映されていることが伝わるはずだ。
ザ・アヴァランチーズやケルシー・ルー、そしてザ・エックス・エックスのバンドメイトであるロミーやオリヴァー・シムとのコラボレーションの経緯や手応えについてもぜひインタビュー記事をチェックして欲しいのだが、ここでは記事本編でカットした、ジェイミーが夢中になっていたというサーフィンについての話題を紹介したい。
「サーフィンから得られる安らぎと心の平穏っていうのは、自分のキャリア、音楽制作、ツアー、そのすべてのバランスを取る上で僕が求めていたものだったと思う。人生がどんなものであり得るかを教えてくれたというかね」
音楽とかけ離れた大きな経験を獲得することでジェイミーは一回りも二回りも成長し、『イン・ウェイヴス』への道筋に至ったことがわかる。(小池宏和)
ジェイミー・エックス・エックスの記事が掲載されるロッキング・オン11月号