ボン・イヴェール『セイブル、フェイブル』、ジャスティン・ビーバー『スワッグ』&『スワッグ ツー』という今年の注目作にプロデューサーとして続けて参加し、8月15日に発表したアルバム『Baby』がここ日本でも大きな話題を集めたディジョン。彼のサウンドの根幹がどこから来ているのかを、本誌で徹底分析!
神秘的な作品と見せかけてその実、隠すものが何もないストレートな子どもへの愛の歌であることが『Baby』の特徴であり、改めて作品全体にとてもウォームな気配が漂っていることがわかります。
歌というカルチャーの「身勝手さ」を祝福する率直さに、ディジョンの魅力が宿っています。是非、すべてを噛み締めて聴いてほしいと思います。愛が溢れるから。(伏見瞬)
ディジョンの記事が掲載されるロッキング・オン11月号