とは言え、ここでの進化は「大変化作!」的な手触りとは少し違っている。デジタルなサウンドと重いビートの上にキレの良いライムが走り、サビへと駆け抜ける“Girl A”。打ち込みを主体に雨の景色を描きながら、静かに怒りを歌う“In your face”。どちらもこれまでにないアプローチや新たな気付きがたくさんあるが、これはやはり私たちの知る[Alexandros]だ。あらゆるアーティストがロックの真髄に手を伸ばすのと同様に、彼らは初めから「世界一のバンド・[Alexandros]の強さ」だけを信じ、追い求めてきた。だから、彼らの道を繋ぐのはいつも「変化」ではなく「更新」だ。そうやって進み続けることが[Alexandros]の存在証明だし、いつだって「今」が最強なのだ。『ALXD』でその事実を確たるものとした彼らは、今作でより大胆に、加速度的に、そんな[Alexandros]の生き様を見せつけている。シビれた。(安田季那子)
「今」が最強の証明
[Alexandros]『Girl A』
2015年12月02日発売
2015年12月02日発売
SINGLE
とは言え、ここでの進化は「大変化作!」的な手触りとは少し違っている。デジタルなサウンドと重いビートの上にキレの良いライムが走り、サビへと駆け抜ける“Girl A”。打ち込みを主体に雨の景色を描きながら、静かに怒りを歌う“In your face”。どちらもこれまでにないアプローチや新たな気付きがたくさんあるが、これはやはり私たちの知る[Alexandros]だ。あらゆるアーティストがロックの真髄に手を伸ばすのと同様に、彼らは初めから「世界一のバンド・[Alexandros]の強さ」だけを信じ、追い求めてきた。だから、彼らの道を繋ぐのはいつも「変化」ではなく「更新」だ。そうやって進み続けることが[Alexandros]の存在証明だし、いつだって「今」が最強なのだ。『ALXD』でその事実を確たるものとした彼らは、今作でより大胆に、加速度的に、そんな[Alexandros]の生き様を見せつけている。シビれた。(安田季那子)