ヒトリエは、閉塞的ともいえるテーマを歌にしながらも、これまで以上にリスナーと深く繋がろうとしている。それぞれの演奏をノーカットで捉えたプレイムービーでは、マジックアンサンブルを生む4人の手の内を包み隠さず明かしている。表題曲のacoustic ver.では、徹底的に構築された原曲の世界観が、コード進行の妙が生む推進力、余白、アクセントとなる温かな響きによって丁寧にひもとかれてゆく。彼らを「解体」する2つの手がかりを通して、僕は初めて裸のヒトリエを見た気がした。すべてを曝け出した彼らは、リスナーとの新たなコミュニケーションの中で、更なる共感を勝ち取っていくことだろう。(松本侃士)
ヒトリエ解体新書
ヒトリエ『ワンミーツハー』
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SINGLE
ヒトリエは、閉塞的ともいえるテーマを歌にしながらも、これまで以上にリスナーと深く繋がろうとしている。それぞれの演奏をノーカットで捉えたプレイムービーでは、マジックアンサンブルを生む4人の手の内を包み隠さず明かしている。表題曲のacoustic ver.では、徹底的に構築された原曲の世界観が、コード進行の妙が生む推進力、余白、アクセントとなる温かな響きによって丁寧にひもとかれてゆく。彼らを「解体」する2つの手がかりを通して、僕は初めて裸のヒトリエを見た気がした。すべてを曝け出した彼らは、リスナーとの新たなコミュニケーションの中で、更なる共感を勝ち取っていくことだろう。(松本侃士)