1stシングル“ラヴ・ミー・ベター”に当代きってのヒットメーカー=ライアン・テダー(ワンリパブリック)が参加していたりもするが、ポップな肉体性に満ちた『ムーン・ランディング』に比べると、はっきりと「個」の憂いにフォーカスを合わせた音像が印象的な今作。荘厳なピアノ・バラード“ドント・ギヴ・ミー・ゾーズ・アイズ”や悲哀あふれる“ハートビート”あたりを聴くと、“ユア・ビューティフル”にハマった人たちにとって、今作が実は一番ジャストなアルバムなのでは?と思う。(高橋智樹)
「孤独と憂いの歌」の真骨頂
ジェイムス・ブラント『ジ・アフターラヴ』
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ALBUM
1stシングル“ラヴ・ミー・ベター”に当代きってのヒットメーカー=ライアン・テダー(ワンリパブリック)が参加していたりもするが、ポップな肉体性に満ちた『ムーン・ランディング』に比べると、はっきりと「個」の憂いにフォーカスを合わせた音像が印象的な今作。荘厳なピアノ・バラード“ドント・ギヴ・ミー・ゾーズ・アイズ”や悲哀あふれる“ハートビート”あたりを聴くと、“ユア・ビューティフル”にハマった人たちにとって、今作が実は一番ジャストなアルバムなのでは?と思う。(高橋智樹)