受け継がれるパンク魂

スイマーズ『ドライヴ・ノース』

発売中

スイマーズ ドライヴ・ノース
グリーン・デイのビリー・ジョーの息子ジョーイ・アームストロングがドラムスということでも注目を集めているカリフォルニア州オークランドの4人組スイマーズのファースト。当然ながらグリーン・デイの系譜を引くポップ色を備えたパンク・サウンドが基本だが、そこは新しい世代らしくラップやヒップホップ、R&B、グランジなどの要素がボーダーレスに埋め込まれ、それが独自のカオスを作り出している。

このアルバムはもともと昨年、自分たちのインディで出したもので、その後エモ・パンク系の名門レーベル、フュエルド・バイ・ラーメンと契約しリマスター+2曲の14曲入りで再発され、日本盤にはさらにライブ音源2曲が追加されている。一聴しただけでシンガロングが約束されたような人懐っこいメロディが沢山あり、しかもストレートな思いっきりのいい言葉がバンバンと飛んでくるのが若いパンクスならでは。「LAなんて大嫌いだ」と叫びまくるタイトル曲“ドライヴ・ノース”などその典型だが、猛烈な勢いでライブをこなして力を付けている進行形バンドならではのテンションが伝わってくる。(大鷹俊一)

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