『ROCKIN'ON JAPAN』がお届けする最新邦楽プレイリストはこちら
2026年の宇多田ヒカルもサプライズ続き! チャーリー・プースとのコラボ曲の次は「こうくるのか!」と。アニメ『ちびまる子ちゃん』エンディング主題歌で、曲調は現代版ドゥーワップ仕立て。さくらももこは生前に宇多田のことを「名前の通り、“うたでひかるひと”だねぇ」とさくららしい言葉で評し、一方で宇多田は『ちびまる子ちゃん』に出会った9歳の頃からさくらのファンだったという。“パッパパラダイス”には主人公・まる子、アニメを観ている子どもたち、息子、そして9歳の自分に語りかけるような、背中を押す言葉が並んでいる。宇多田の曲を聴く時はいつも韻に注目したくなるが、《好きなことをしてたい》《愚か者でいいじゃない》《パッパパラダイス》と「ai」で踏んでいて、その語尾のニュアンスによって大きな「愛」で包み込み、同時に明るく逞しく前へ一歩踏み出す力までくれる歌が誕生している。しかもドラムやホーンの音が素晴らしく、子どもたちがこの良質で豊かな音楽に触れることも喜ばしい。(矢島由佳子)(『ROCKIN'ON JAPAN』2026年6月号より)
『ROCKIN'ON JAPAN』6月号のご購入はこちら
*書店にてお取り寄せいただくことも可能です。
ネット書店に在庫がない場合は、お近くの書店までお問い合わせください。
