全都道府県ホールツアー、紅白歌合戦出場、さいたまスーパーアリーナ2デイズ――というエレファントカシマシの30周年アニバーサリーを経て、最近では椎名林檎とのコラボシングル『獣ゆく細道』、東京スカパラダイスオーケストラのシングル『明日以外すべて燃やせ feat.宮本浩次』など、とどまることを知らない宮本浩次。
『ROCKIN'ON JAPAN』2月号(12月29日発売)掲載の宮本浩次・ロングインタビューでは、ここから始まった「ソロ・宮本浩次」の活動について真正面から語っている。
時に熱く、時にまとまりのない言葉で、胸の内を赤裸々に語ってくれた。
現在の肉体性むき出しの宮本浩次を捕らえた撮り下ろし写真も必見だ。
以下、ロングインタビューより、発言の一部をお届けする。
インタビュー=山崎洋一郎 撮影=半沢克夫
この30周年ツアーが終わったら、必ずソロ活動をやるって大宣言してて。メンバーにも、事務所にも言ってたし、山崎さんにも宣言しました。そういう想いで30周年ツアーをスタートしたんですね。最高の30周年を、みんなとも結束して最強のステージにして成功させようって心に誓って。まあ何しろ、このツアーが終わったらソロをやるとはずっと思ってたし、心に固く決めてた
みんな、エレカシ宮本だと思ってるんです。私もそういうふうに思ってるんですけど。常にバンドに守られてたし。だから俺、エレカシの宮本浩次なんです。でも、今100点、100%になった。バンドもできるけど、エレファントカシマシじゃなくて宮本浩次。だからもう、ヒリヒリしてるし、かなりビビってる
(椎名林檎、スカパラとのコラボについて)シンガーで参加できてるっていうのが私にとってはすごくて。メロディに関しても、歌詞に関しても、私、一言一句口出してないですからね。みんなの言うことをきちっとやって。それも快感でした。自分じゃ絶対考えないメロディや歌詞を、彼らの譜割りで歌って。ただ、声の出し方とか盛り上がり方とかは、宮本浩次にまかされてるでしょ。そのスリリングさ。彼らにOKをもらわなきゃいけないっていう
50代って、老人の青春時代だね。自分の冒険にどうか送り出してほしい。いろんなドキドキさせちゃうけど。でも“花男”から“過ぎゆく日々”もあって、『東京の空』って傑作もあれば、“悲しみの果て”もあって、“俺たちの明日”もあって、“桜の花、舞い上がる道を”もあるのがエレファントカシマシって思えば、いつもいろんなドキドキがあった。そういう一環として楽しんでいただけたら
続きは2018年12月29日(土)発売の『ROCKIN’ON JAPAN』2月号で!
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