GO!GO!流ミドル・バラードの超名曲――というよりは、それこそTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTでいうところの“ブギー”のような、人生の出口のなさや答えの出なさそのものを音に綴ったような、聴いてるだけで窒息しそうな高濃度ブルーズが7分12秒にわたって展開される“ふたしかたしか”。≪手をつないでくれませんか強い光になるから≫と≪明日はどんなあたしになるんだろう?不確かなことばかり≫という2つの想いのせめぎ合いに突き動かされて転がっている日常を、ユウ謹製の1mmの無駄もブレもない狂おしいメロディと淡々としたプレイだけで雄弁に描き切ってしまっている。かと思うと、カップリング曲にはターキーのやさぐれボーカルとバスドラが横隔膜を刺激しまくるロケンロール曲“ばりぶり”あり、UKパンクのようなラフでざらっとした音像の中で、人妻・アッコがキャベツのせん切りや汚れたパンツと格闘しながら≪あなたをひとりに/絶対!!させたりはしない/YOMEとして≫と歌い上げる“YOMEとして2008”あり(この2曲はアッコ作曲)、と三者三様に弾けまくる快作。(高橋智樹)