チャットモンチーのトリビュートが遂にリリース。
ギターウルフや
スチャダラパーといった先輩勢から、同じ事務所の
フジファブリック、互いに敬愛する
People In The Box、さらには参加オーディションで選ばれた
ペペッターズと月の満ちかけの2組を含む全16組が参加。そんな幅広いラインナップからも、いかにチャットモンチーが様々なミュージシャンから愛されてきたか、そしてロックバンドとしての憧れを伝承する存在であるかがわかる。特に
CHAIの“Make Up! Make Up!”や、
Hump Backの“湯気”を聴いていると、その表現は違えども、女の子が気高く生きていくために鳴らすロックとしてチャットモンチーが与えた影響というのは、ちゃんとこの先にも響いていくと強く思えた。そして
グループ魂による“恋愛スピリッツ”はスナック「チャットモンチー」を舞台にした、港カヲル、橋本、福岡による
宮藤官九郎書き下ろしのコントも収録されており、コントが入ることで曲の意味すら変わって聴こえるのがおもしろすぎ。全体的に、愛情はもちろん、完結を惜しむ気持ちも端々から聴こえてくる1枚。(上野三樹)