日テレ系の新ドラマ『高嶺の花』の主題歌がエルヴィス・プレスリーの“ラヴ・ミー・テンダー”に決まった。それを受けて緊急発売されることになったのが、日本編集のこのベスト・アルバム。「エルヴィスってどんな人だったの?」というビギナーさん向けの親切な選曲で、定番の代表曲がきっちり網羅されている――“ハウンド・ドッグ”も“冷たくしないで”も“ラスベガス万才”も、もちろん“好きにならずにいられない”も。
ちなみにエルヴィス・プレスリーの曲は、海外の映画でもしょっちゅう挿入歌として使われている。個人的に一番思い入れが深いのは、やっぱりデヴィッド・リンチ監督の『ワイルド・アット・ハート』のラストの“ラヴ・ミー・テンダー”。映画史上最強にシビれるエルヴィス×名ラブ・シーン×ニコラス・ケイジなので、とっておきの夜にぜひ。(内瀬戸久司)
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エルヴィス・プレスリー『ラヴ・ミー・テンダー~グレイテスト・ヒッツ』のディスク・レビューは現在発売中の「ロッキング・オン」9月号に掲載中です。
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