未開拓の市場、まだまだある

SIRUP『cure』
発売中
ALBUM
SIRUP cure
SIRUP、約2年ぶり・2作目のフルアルバム。Full Crate(オランダ)、ROMderful(イギリス)、Slom(韓国)、Yaffle(日本)、Mori Zentaro(日本)と、豪華プロデューサー陣とコラボしている。既に状況はできあがっているアーティストだが、それにしても、これもう今すぐ全曲英語にしたほうがいいんじゃないか、いや、別に日本語のままでもいいか、BTSとか韓国語の曲も全世界で聴かれているし……などと、聴きながら、いろいろ考えてしまった。

ただ、「洋楽のクオリティ」とか「海外でも通用する」とかいう説明だけだと、充分ではない。えーと、たとえばファレル・ウィリアムスの“Happy”みたいな、日本人の耳にもやたらフレンドリーな洋楽ってあるじゃないですか。いや、あると僕は昔から思っているんだけど、それに近く感じるのだ、SIRUPの曲のめったやたらな心地好さって。「海外でもいける」だけじゃなくて「田舎のばあちゃんにもいける」感覚というか。こんなに洗練されているのに、そんな土着性(って言っていいのかな)も同時に持っている存在、稀有だと思う。(兵庫慎司)

公式SNSアカウントをフォローする

最新ブログ

フォローする