前作『Patrick Vegee』から約2年半ぶりの9thアルバム。“恋する惑星”の晴れやかな開放感も“アンチ・トレンディ・クラブ”のいびつな切迫感も、真剣の斬り合いレベルにまで研ぎ澄まされた斎藤宏介・田淵智也・鈴木貴雄の歌とアンサンブルで響かせる全11曲の鮮烈さには戦慄&狂喜必至。《見たことがなけりゃないほどドラマチックだ》(“カオスが極まる”)――ロックの型に甘えずポップの共感性に媚びず、決然と前進し続ける3人の金字塔的名盤。(高橋智樹)
(『ROCKIN'ON JAPAN』2023年5月号より抜粋)
ご購入はこちら
他ラインナップはこちら