それでいて、RADWIMPSらしさも歌詞を中心に120%感じられる。出だしから、aoの歌唱部分、ラストと、3つの楽章から成り立っているように聴こえるほど壮大。そのすべてを締め括るひと言が《ざまみろよ》なのだ。怖いほど切実で痛快な言葉の数々が聴き手に寄り添ってくれる。《一緒に笑って迷子になろう/「迷子の最後」を確かめにいこう》――そんなこと言われたら、どんな人生だってワクワクせずにはいられない。(高橋美穂)
(『ROCKIN'ON JAPAN』2023年6月号より抜粋)
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