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現在、夏まで続くワンマンツアー真っ只中のOfficial髭男dismから届いたのは、この3、4月にリリースされた配信シングル曲をパッケージした両A面シングル。1曲目“スターダスト”は、堤真一主演のドラマ『GIFT』の主題歌として書き下ろされた、今にもライブでの大合唱が目に浮かぶダイナミックなスタジアムロック。2曲目“エルダーフラワー”は綾瀬はるか主演の映画『人はなぜラブレターを書くのか』の主題歌として書き下ろされたミディアムチューン。ピアノの弾き語りから始まり、エレクトロニクスが美しく繊細な世界を生み出す。どちらもがヒゲダンらしい大らかな包容力を持つ「市井の人々の歌」である。特に個人的には、“スターダスト”の《汗だくに付加価値を 僕らで もう一度》というフレーズに胸打たれる。傷だらけ、汗だらけ、泥だらけになって掴み取る、他の誰でもない「己の人生の栄光」をヒゲダンは祝福する。臆病さを隠して薄ら笑いを浮かべるより、必死こいて、汗かいて、行け。そうヒゲダンは伝える。(天野史彬)(『ROCKIN'ON JAPAN』2026年6月号より)
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