そして前半は鉄板のパワー・ポップ曲で助走をつけて(M4“ドラマ・クイーン”はオアシスばりのアコギ・バラードだが)、アルバムは終盤に向けて盛り上がりを重ねていく。そのクライマックスが、6分間のパンク組曲であるM10“ダーティー・ロットン・バスターズ”から、サマソニのライヴでも圧倒的な一体感を生んだM11“ナインティナイン・レヴォリューションズ”、そして大フィナーレの美メロ・バラード“ザ・フォガットゥン”という3曲である。そして、楽曲の複雑さと同時に、アルバム全体にちりばめられたセンチメントが、ここで時代とリンクする希望のメッセージへと集約される流れが素晴らしい。もちろん、本来彼らはワールド・ツアーと並行して、このグランド・フィナーレを迎えるはずだったのが残念である。ビリー、早く戻ってこい! 信じてるぜ。(松村耕太朗)
バック・トゥ・リアリティ
グリーン・デイ『トレ!』
2012年12月12日発売
2012年12月12日発売
ALBUM
そして前半は鉄板のパワー・ポップ曲で助走をつけて(M4“ドラマ・クイーン”はオアシスばりのアコギ・バラードだが)、アルバムは終盤に向けて盛り上がりを重ねていく。そのクライマックスが、6分間のパンク組曲であるM10“ダーティー・ロットン・バスターズ”から、サマソニのライヴでも圧倒的な一体感を生んだM11“ナインティナイン・レヴォリューションズ”、そして大フィナーレの美メロ・バラード“ザ・フォガットゥン”という3曲である。そして、楽曲の複雑さと同時に、アルバム全体にちりばめられたセンチメントが、ここで時代とリンクする希望のメッセージへと集約される流れが素晴らしい。もちろん、本来彼らはワールド・ツアーと並行して、このグランド・フィナーレを迎えるはずだったのが残念である。ビリー、早く戻ってこい! 信じてるぜ。(松村耕太朗)