ギターポップ、ガレージ・ロック、サイケデリック、ロックンロール……サウンドひとつひとつをとってみれば目新しさはない。けれども、例えばUKロック希望の新星:ジェイク・バグもそうだが、ある種使い古されたように聴こえるレトロな表層からどれだけの圧倒的なエネルギーと煌めきを解き放つことができるか、いや、自然放出できるかが図抜けた新人であるかどうかの証なわけだが、そういう意味でパーマ・ヴァイオレッツは満点合格である。未来なんてどうだっていい、イコール今がすべてという青春。それこそが、カオティックでもがらくたでもいい、これが自分たちのすべてなんだというサウンドを鳴らすことができる。先のことなんて知らないという瞬発力が翻ってUKロックの未来を照らす、これほど素敵なことはない。(羽鳥麻美)
今がすべてだからこその輝き
パーマ・ヴァイオレッツ『180』
2013年03月06日発売
2013年03月06日発売
ALBUM
ギターポップ、ガレージ・ロック、サイケデリック、ロックンロール……サウンドひとつひとつをとってみれば目新しさはない。けれども、例えばUKロック希望の新星:ジェイク・バグもそうだが、ある種使い古されたように聴こえるレトロな表層からどれだけの圧倒的なエネルギーと煌めきを解き放つことができるか、いや、自然放出できるかが図抜けた新人であるかどうかの証なわけだが、そういう意味でパーマ・ヴァイオレッツは満点合格である。未来なんてどうだっていい、イコール今がすべてという青春。それこそが、カオティックでもがらくたでもいい、これが自分たちのすべてなんだというサウンドを鳴らすことができる。先のことなんて知らないという瞬発力が翻ってUKロックの未来を照らす、これほど素敵なことはない。(羽鳥麻美)