初期はジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンに通じるジャンクな匂いもあったのだが、そこらのテイストをうまく残しつつアップデートされ、サイケデリックな雰囲気も下地として気持ちよく響いている。前作からのドラマー、ヴァージル・ハウ(イエスのスティーヴ・ハウの次男で兄貴も腕利きドラマー)のプリミティヴなドラムスもこのアルバムならではのグルーヴを創り出している。彼らにはオレがオレが、と出しゃばる部分が薄いのが物足りないが、この隙のない充実ぶりは話題になって良い。(大鷹俊一)
自分のバンドでこそ
リトル・バーリー『シャドウ』
2013年12月25日発売
2013年12月25日発売
ALBUM
初期はジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンに通じるジャンクな匂いもあったのだが、そこらのテイストをうまく残しつつアップデートされ、サイケデリックな雰囲気も下地として気持ちよく響いている。前作からのドラマー、ヴァージル・ハウ(イエスのスティーヴ・ハウの次男で兄貴も腕利きドラマー)のプリミティヴなドラムスもこのアルバムならではのグルーヴを創り出している。彼らにはオレがオレが、と出しゃばる部分が薄いのが物足りないが、この隙のない充実ぶりは話題になって良い。(大鷹俊一)