ROCKIN'ON JAPAN INTRODUCTION
マキシマム ザ ホルモン

マキシマム ザ ホルモン

活動“封印”の真相とは? ホルモン、どこへゆく?

全国ツアー「『封印』~それでは皆さんマタニティ~」と八王子での白Tシャツ限定ライヴ「白い暴動~あの頃、僕らは白Tだった~」をもって、ナヲの妊活のためにライヴ活動の一時休止に入ったマキシマム ザ ホルモン。そのタイミングで、まさかの『ROCKIN'ON JAPAN』表紙巻頭取材が実現した。ツアーで発表されたDVDの制作はどこまで進んでいるのか? 休止期間中メンバーはどうするのか? そしてホルモンは戻ってくるのか? すべてが藪の中という状況で、ついにマキシマムザ亮君が口を開いた! ここではその特集インタヴューから先んじて、撮り下ろし写真と亮君の発言をお届けする!

インタヴュー=山崎洋一郎 撮影=岩澤高雄

バンドが作るDVDの立ち位置やそれを見る側の概念を超えたい。去年の段階で僕が想定していたDVDの構想が次から次へとエスカレートしていって、まあ詳細は話せないんですけど、『封印ツアー』のアンコール前に流したあの映像だけじゃあ、なにがすごいのか半分も伝えきれてないんです

あのサプライズ映像で発表をしてしまった以上、これ以上延期はできない。まあ発売時期は「夏“頃”発売」とにごしてるけど(笑)。ちなみに、一応僕らが半袖を着てる限り夏なんです。だからもし発売時期が11月になってチラホラ雪なんか降ってきてたとしても、僕らが半袖で過ごして「夏気分」であれば、それはまだ「夏頃」なんです(笑)

「川北さん死にますよ」「いつ急に心臓止まってもわからないですよ」って言われて。とりあえず原因は生活習慣病なので病院で食事療法の指導やってるから奥さん連れて一緒に来なさいって。そこから健康体目指すべく食生活もかなり改めましたね。3月、4月ですかね。あのあたりは本当に精神的に辛かった

俺たち4人元々友達で、高校生の頃からつるんでて、いつもみんなで部屋に集まってかっこいいライヴのDVD観て「こんなやつらになりてーよな」って集まった4人じゃないけど、やっぱりそんなエネルギーがもっと必要なんじゃないの?みたいな。もっと俺の部屋に集まって映画観たり音楽聴いたりして、未来の夢語りあおうぜって話して(笑)

ある程度冷静な分析力もあるだけに、鋭いネガティヴ思考でもあるんですよね。根拠あるネガティヴだからタチが悪い。自分の納得いくすげえ作品仕上げて世に出した時に、どのくらいの反応でどのくらいの評価があるのかな、みたいなのがもうある程度予想ついていて、実際すごく結果が良くても、でも所詮この程度だよなみたいになったり

この間もちゃんとメンバー3人で、きちんと資料と映像資料とまとめて、ちゃんと今後に対してのプレゼンしてきましたね。ちょっとずつ動き出してきてますね。僕もいつかこんなことをしてみたいっていうのを野望ノートに試しに書いたらめちゃめちゃいっぱいありました、まだまだやりたいことが。ホルモンの活動とそれがリンクするかはわからないですけど

一番最悪な事態になった状況の話しますけど、ああ、もうこれダメだ、もうホルモンでロックやっていけないわってもしなったとしたら、本当、かっこ悪いですけど、「マキシマム ザ ホルモン」っていう焼肉屋を4人で始めます(笑)。3年くらいは食いつないでいけないですかね?(笑)。フェスの時に屋台として全国各地に出てたりとかして

続きは2015年6月30日(火)発売のロッキング・オン・ジャパン 8月号で!

  • ROCKIN’ON JAPAN 2015年8月号

完全独占!マキシマムザ亮君、“封印”の真相を語る

  • ナヲの妊活による活動休止期間に突入したホルモン、果たして「封印」の真相とは――? すべてを語るマキシマムザ亮君独占インタヴュー、『封印』ツアー3ヶ所&休止前ラストライヴレポ、そしてナヲ×Charaの母親ミュージシャン対談で送る特盛大特集!
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