6月13日にアルバム『Kisses and Kills』をリリースするTHE ORAL CIGARETTESの4人にロングインタビューを敢行。
傑作アルバムの制作過程で見えてきた、オーラルのこれまでと今、フロントマン・山中拓也の覚悟、その先のバンドの未来について、4人が赤裸々に語っている。
そんな核心に迫るロングインタビューは、5月30日発売の『ROCKIN'ON JAPAN』に掲載されるので、ぜひチェックを。
以下、4人の発言の一部をお届けする。
インタビュー=小栁大輔 撮影=ヤン・ブース(whiteSTOUT)
もう本当に今までと違うものを作りたい感じが、拓也から出てたんですよ。制作に入るまでのインプットもそれなりにやってきたし、全然躊躇はなかったんです。新境地みたいなことを自然にできた感じがあります。むしろこれをついにできるようなバンドになってきたんや、っていう期待感のほうが強かったですね(中西雅哉/Dr)
やっぱりすごく挑戦したかったし、自分たちが鳴らす音に対して、より自由にリミッターを外せる楽曲、より自分たちが楽しめる楽曲、そこを突き詰めていくことがこれからの俺らのスタイルだと思うし。「フロム奈良」ってことを掲げつつ、「フロム日本」って言えるバンドになっていくための、第一歩のアルバムになったんじゃないかなという感じもするよね(山中拓也/Vo・G)
お客さんが自信を持って知らない人たちに広めてもらえるようなバンドになるっていう決心。そのきっかけがアルバムの最後に入ってる“ReI”で。この曲を去年11月のツアーでやってたんですけど、その時にアンコールで、「この曲を大切な人に伝えてください」っていう拓也のMCありきでやってきて、まだアルバムの制作も始まってない段階やったんですけど、その頃から徐々に始まってた気がするなあ(鈴木重伸/G)
「光で始まって光で終わる」みたいな印象を--僕らはまだ世間の人が全員知ってるバンドじゃないから、より多くの人に届けていくためには入り口は本当にわかりやすいほうがいいし。“Ladies and Gentlemen”のかっこ良さもすごいわかるんすけど、“もういいかい?”と“BLACK MEMORY”は前のほうに絶対置きたい、っていうのはすんごい熱弁した(笑)(あきらかにあきら/B)
今、現時点って感じっすね。現時点の全力をちゃんと出してる。毎回そうなんで。でもこれじゃ一生満足しないんだろうなあ、っていうのはどっかにあって。今回『Kisses and Kills』出して、ある程度の満足感も得たけど、でもまだ満足してないし。たぶん一生満足しない。それがオーラルなんじゃないかな(山中)
続きは2018年5月30日(水)発売の『ROCKIN’ON JAPAN』7月号で!
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