【JAPAN最新号】SEKAI NO OWARI、4年ぶりのアルバム『Eye』『Lip』超ロングインタビュー!

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「新曲のレコーディングにあてたのは1年ぐらいなので、4年間ずーっとこれをやってたわけじゃなくて『ようやくタイミングが来たかな』っていう。ツアーもやってたし、海外も普通より行ってたし、たくさんやることがあってここまで延びて、ようやくここまで来たかなって感じです」(Saori/Piano)
「それこそレコーディング中にFukaseが3曲ぐらい新曲を追加して、みんな『止めろ』って(笑)」(DJ LOVE/DJ)
「『止めろ』というか、『間に合わない』っていう(笑)」(Saori)

『Lip』と『Eye』、口と目なんですけど、僕は両方「語るもの」だと思っていて。『Lip』は口から出てくる希望みたいなものを歌っていると思うし、「こうであったらいい」っていうすごく希望的な曲が多くて。それに対して、『Eye』は希望というものを見ている目っていう感じで、この構図になってるのかなって(Fukase/Vo・G)

連携とか意思疎通がどんどん取れるようになってる、言っていることもわかるようになってるっていうのはあるとは思うんですけど、それにしても今回は路頭に迷っちゃうような曲はなかったかなって思います。「こっちのほうに向かおう」って最初に進んだ方向が大体正しい。そういう曲が多かったから、気持ちよくアレンジもやれた感じがありますね(Nakajin/G)

今までもそれぞれ、私とFukaseくんが共作したり、Nakajinと共作したり、そういうことをいくつもやってきたからこそ、こうやってズラーッと並んでも「これはセカオワだね」ってなると思うんです。「これは26曲全部セカオワだね」ってなってるんだとしたら、セカオワってものをみんなで作ってきたってことなのかなと思う(Saori)

「全然思ったことのない感情」「自分の命よりも大切な存在」みたいものを感じてた4年間だったのかな。前は、“虹色の戦争”“世界平和”“天使と悪魔”とか、特定の人をイメージするよりも空に向かって歌ってる曲が多かったのかも。やっぱり僕はもう大人だし、ずーっと自分を守って生きてきたつもりだったんですけどね、「もう守る側なんだな」っていうのは色濃く出てるとは思います(Fukase)

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    『ROCKIN'ON JAPAN』4月号

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