TRICERATOPS presents DINOSAUR ROCK’N ROLL @ SHIBUYA-AX

トライセラトップス主催の対バンイベント。トップバッターはBase Ball Bear。Vo&G小出が高校時代トライセラのコピーバンドをやっていたことからもわかるとおり、相当トライセラには思い入れがある。観客の声援に応えて“ロケットに乗って”を1フレーズ演奏したりと、なんだか瑞々しい雰囲気で新鮮だった。バンドの今の勢いを肌で感じる、人気曲7曲を演奏。2番手のB-DASHは、裸足のGONGONを筆頭に、しょっぱなからキラキラのメロディと疾走感あふれるサウンドを繰り出していく。一瞬も手を緩めることなく、飄々と、颯爽と盛り上げていく。その流れは実に爽快だった。 そして、ラストのトライセラ。デビューから10年が経ち、一層磨きがかかったグルーヴが、とにかくすごい。シンプルで音数は少ないのに、皆を躍らせる鉄壁ぶり。途中で、Base Ball Bearと岡村靖幸“だいすき”を、GONGONとは、なんとこのセッションのためにGONGONが作ったというオリジナル曲“TRICERA-DASH”を演奏するという、スペシャルな試みが。ラストはデビュー曲“Raspberry”。熟成された極上のアンサンブルが、楽曲の甘酸っぱさを際立たせていて、とても嬉しくなった。(小松香里)
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