ユニコーン @ シークレット・プレミアム・ライブ

ユニコーン @ シークレット・プレミアム・ライブ - ユニコーンユニコーン
ユニコーン @ シークレット・プレミアム・ライブ - ユニコーンユニコーン
ユニコーン @ シークレット・プレミアム・ライブ - ユニコーンユニコーン
先日より、当サイトのニュースのコーナーなどで報じてきた、来週3月5日からのツアーに先駆けての、ユニコーンの招待制シークレット・プレミアム・ライブ、本日でした。
参加者をネットで募集、当選者にも場所を教えず関東某所に集合させ、そこからバスで会場まで連れて行く、という企画。なお、横浜みなとみらいの駐車場に集合し、バスに乗り、着いた先は横須賀芸術劇場でした。詳しくは、私のブログでリアルタイム・レポートしているので、そちらをご覧ください。

さて。16年ぶりのライブは、シークレットだしプレミアムだし、短めだったり軽めだったりするのかと思ったら、来週からのツアーを、そのまんま、みっちりとやるという、すさまじく濃い内容だった。なので、セットリスト等の具体的な内容を書くのはやめておきます。あと、私以外の観た人も書かないほうがいいし、これから観るという人は、くれぐれも調べたりしないほうがいいと思います。知らずに観たほうが絶対楽しい、これ。知らずに観てよかった。と、終わった時、ほんとに思った。

基本的に、『シャンブル』の曲と過去の代表曲たち(プラス、代表曲じゃないけどプレイされるとえらいことうれしい曲もあり)を、バランスよく、というか、「ああ、こういう構成か!」と非常に納得のいく並びで連打していく曲順。『シャンブル』の曲は新鮮でうれしいし、昔の曲は当然ながらうれしい。絶対にやってほしい代表曲だけど、体力の消耗が激しい曲調だからやってくんないかな、と思っていたあの曲も、しっかりやってくれた。
ただし。ブログにもちょっと書いたが、この、16年ぶりのユニコーンから受けるうれしさは、懐かしくてしみじみするとか、健在ぶりに安心するとか、それだけのものではなかった。あるいは、「昔の名曲たち、今聴いても全然いけるよね」みたいなものでも、なかった。

今のほうがいいのだ。16年前よりも、ミュージシャンとしての力量というか表現力というか地肩の強さが、著しく上がっているので、過去の曲たちが過去よりもよくなっている感じなのだ。
もっともそうなっているのは、やはり、いつまでも成長し続ける、死ぬまで身体が大きくなり続ける魚類のような男、奥田民生だが、他のメンバーも昔のままではなかった。しっかりと、全員が2009年のユニコーンになっていた。それがうれしかった。観ながらつい複雑な気持ちになることを、実はもっとも怖れていたんだけど、片時もそんな瞬間がなかったので。

それでいながら、「大人をバカにするな、大人のくせに」と言いたくなるような、人をなめた感じも、セットリストや演出のそこここで全開になっていて、いや「歳をくってもやっている」という点において昔よりもタチ悪くなっていて、そこもユニコーンらしくてうれしかったです。

それから、演出面や演奏面で、過去のユニコーンにはなかった、今のユニコーンだからある、みたいなポイントが、あちこちで聴けたし観れた、というのもうれしいポイントだったけど、これも、書くとネタばらしになるのでやめときます。これから観る方、お楽しみに。

ただ、ひとつだけ心配なポイント。最後には、結構バテてました、メンバーのみなさん。ここから30本以上あるんですが、最後までもつんでしょうか。と心配したくなる気持ちをさらに誘発した、本日の民生のMCを、最後にいくつか紹介して終わります。

中盤のMC
「段取りがわかんねえ!暑いし!」
「ちょっとこれ、詰め込みすぎじゃねえか?ツアーの途中で、これの半分くらいになってるかも。(客席に向かって)えー、今日のこれよりも、曲が増えることは絶対にないと思います!今日来たみなさん、よかったですね!」

アンコールの最後のMC
「この後、会議を開こうと思います」
「ありがとうございました!僕らも、いい練習になりました!」

ツアー始まったら、またどこかのタイミングでレポートします。(兵庫慎司)
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

フォローする
音楽WEBメディア rockin’on.com
邦楽誌 ROCKIN’ON JAPAN
洋楽誌 rockin’on