ROCKSTAR GAMESから究極のオープンワールドが体験できる最新作がついに登場!

全世界で累計9500万本以上の出荷本数を誇る『グランド・セフト・オートⅤ』シリーズでゲームの歴史を大きく変えたロックスター・ゲームスから、ついに新作『レッド・デッド・リデンプション 2』が発売。常にユーザーに新しい刺激と体験を提供し、ゲームという枠組みを超えたエンターテインメントとしての価値を創造してきたロックスター・ゲームスとは? そして全世界から注目が集まる今作の驚くべき内容とは? 徹底解説でご紹介する。

文=後藤寛子

ゲームの歴史を革新してきた、ロックスター・ゲームスとは?

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ロックスター・ゲームスは、広大なフィールドの中を自由に動き回り、主人公のライフスタイルを体験できる「オープンワールド」スタイルでのプレイにこだわり、数多くのタイトルを生みだしてきた。その概念を確立し、大きな転換点となった『グランド・セフト・オート(GTA)Ⅲ』に、数々のスピンオフを経ての『GTA Ⅳ』、そして2011年にはディープな会話劇で刑事ドラマを描き切った『L.A.ノワール』を発売。新作ごとにどんどん深みを増していく世界観とシナリオやキャラクター造形、細部まで作り込まれたグラフィック――それらがひとつの到達点を迎えたのが『GTA Ⅴ』だ。3人の主人公をスイッチしながらストーリーを展開させるという新しいシステムを取り入れ、各キャラクターを連携させて挑む大規模な強盗ミッション、複雑に設定されたキャラクターの持つ背景は、それまでの『GTA』のイメージを大幅に塗り替え、映画顔負けの大興奮をもたらせてくれた。

さらにオンライン版『GTA:オンライン』では、現在も新規コンテンツが配信中。多様な選択肢の中、ユーザー主体でどこまでも自由なプレイヤビリティを獲得していくことを目指し、実現してきたのだ。

西部劇の世界で暴れ回れ!『レッド・デッド・リデンプション』シリーズの世界観とは?

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舞台は1900年代初頭のアメリカ・いわゆる西部開拓時代。シリーズ第一弾の前作『レッド・デッド・リデンプション』は、主人公=ジョン・マーストンが過去と決別するため、かつての仲間である荒くれ者たちを始末していくというストーリーだ。西部劇という舞台で、激動の時代を己の力で生き抜く骨太なシナリオ、白熱の銃撃戦や決闘など、こだわり抜かれたクオリティで人気を博した。

特筆すべきはやはり、広大なフィールドを自由自在に駆け巡るオープンワールドでのプレイヤビリティにある。『GTA』シリーズなどの都会とは違い、こちらは荒涼たるアメリカ西部の大地。果てしない草原や切り立った崖など、未開拓な大自然の中を馬で駆ける開放感、刻一刻時間の経過とともに移り変わる空の色も美しい。牧場での仕事を手伝ったり、ポーカーや狩りなどのストーリー以外も豊富。もちろん必要なミッションをこなしてメインストーリーを進めることも重要なのだが、細かなところまで作りこまれたリアルな西部劇の世界を、思いっきり自分らしく堪能することができるのが大きな魅力なのだ。

そんな前作から8年。ついにリリースされるシリーズ第二弾がこの『レッド・デッド・リデンプション 2』。時代は前作の少し前にさかのぼる。新たな主人公=アーサー・モーガンは、若きジョン・マーストンも属する、無法者のダッチギャングの中核を担う古参メンバーのひとり。家族のような存在であるギャングを守るため、仲間とともに犯罪行為や抗争に飛び込んでいくことになる。大きな変化は、完全にギャング側の視点に切り替わったこと。銀行強盗や列車のジャックなどのクライムアクションの要素は『GTA』でも保証済みだ。

究極の新体験を『レッド・デッド・リデンプション 2』で

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まずは、なんと言っても『GTA Ⅴ』での「究極」を自ら超えてしまったオープンワールド。それは過去最大となったフィールドの広さや操作性、4Kにも対応した映像の圧倒的美しさだけでなく、すべてを構成するディテールの驚くべき細かさにある。草原に生える草花や岩、流れる水の質感、雨が降った時のぬかるみ、雪が積もった道につく足跡――何もかもがリアルで、まるで実写映画の中にそのまま入り込んだよう。映画的と言えば、プレイ中に画面をまさしくシネマスコープサイズにできたり、シナリオの展開によってBGMが変化するダイナミックスコアの効果も最高だ。

ディテールが細かいのは景色だけではない。重要なアイテムである馬や銃は、種別によって特徴があり、手入れをしたり、細かなカスタマイズが可能。自分好みの装備で街を歩けば、出会うキャラクターのほぼ誰に対しても会話やアクションが選択でき、名誉レベルが変化した結果、異なる展開へ繋がっていくことも。すべてがリアリティの追求に基づいているのだ。また、ミッションの拠点となるキャンプは、ストーリーで発生するイベントごとに移動していくことになる。そこには仲間たちとの交流はもちろん、実際に狩りをして獲った獲物を調理して食べる台所など仕掛けがもりだくさん。ギャングならではの連帯感と信頼関係を育てながら、ワイルドライフを心ゆくまで楽しめる。

さらにデモプレイで体験した強盗ミッションは、『GTA Ⅴ』での緻密さを踏襲しつつ、まったく新しいダイナミズムに溢れていた。メインとなるド派手な銃撃戦、殴るなどの接近戦のモーションも格段に増加し、西部劇ならではのアナログな重厚さもたまらない。バトルの最中には、敵にヒットした瞬間を追う「キル・カメラ」も新たに実装され、カメラワークすら完璧。いざプレイすれば、あまりの迫力にきっと度肝を抜かれてしまうことになるだろう。

もちろんオンライン展開も用意されており、「アルティメット・エディション」には、オンラインモードで有利なスタートを切れるコンテンツが同梱されていたりと、すでに期待値は高い。ここで紹介した内容は、当然ながらゲームのほんの一部に過ぎない。ロックスター・ゲームスがエンターテインメントに懸ける飽くなき挑戦の結晶、果てしない西部劇の世界の扉がついに開く!

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