オバマ大統領夫妻、亡くなったフランキー・ナックルズの死を悼む

オバマ大統領夫妻、亡くなったフランキー・ナックルズの死を悼む

バラク・オバマ大統領とミシェル夫人が、3月31日(アメリカ時間)に59歳でこの世を去ったハウス・ミュージックのパイオニア、フランキー・ナックルズの遺族と友人に向け追悼の想いを記した手紙が公開された。FACTが報じたところによると、大統領とファースト・レディはこう書き送ったそうだ。

「フランキーの作品は心を開かせ、人と人とを結びつけてくれました。異なるジャンルを融合させて新たな興味を呼び起こし、私たちの想像力をかき立てた。彼はその分野の開拓者であり、彼の残した遺産はシカゴに、そして世界中のダンスフロアに、常に生きつづけているのです」

この手紙はナックルズの友人である名DJ、デヴィッド・モラレスが、自身のFacebookで公開した。「フランキーの葬儀は胸に迫る特別な式だった。友人や家族や州知事が口々にフランキーのことを語り、彼がどれほどみんなに大きな影響を与えたか改めて実感させられた。このようなもの(大統領からの手紙のこと)までもらえるのは、真のレジェンドたる証だろう」

ナックルズは糖尿病の合併症のため現地時間の3月31日に世を去った。ハウス・ミュージックのゴッドファーザーと呼ばれ、現代のエレクトロニック・ダンス・ミュージックの土台を築いた。

『ローリング・ストーン』によれば、2004年、シカゴで8月25日をフランキー・ナックルズ・デイとする決定に大きく貢献したのが、当時まだ上院議員のオバマだった。オバマは手紙の最後にこう書いている。「彼を失った悲しみが消えることはないでしょうが、フランキーの精神はこれからも永遠に私たちを導く力となってくれるはずです。今は辛いでしょうけれど、私たちも残されたあなたがたのことを想い、一緒に祈っていることを、どうぞ忘れないでください」
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