アップルが、アイフォーン5から採用されているライトニング・コネクタをヘッドホン・ジャックとして使えるようにメーカー各社への指示を出していることが明らかになったと音楽サイトのコンシクエンス・オブ・サウンドが伝えている。
ライトニング・コネクタはアップルの独自規格による外部接続端子だが、これにヘッドホン・ジャック機能を兼ねさせることで、出力音質が向上するだけでなく、ノイズ・キャンセリング機能などが使用できるようになるという。さらに現行のオーディオ・ジャックからライトニング・コネクタに変更することでバッテリーの持ちもよくなるとテクノロジー系ニュース・サイトのザ・ヴァージが伝えている。
これが実現すると、当然、ユーザーはライトニング・コネクタ仕様のヘッドホンへの買い替えを強いられることになるわけだが、高音質ヘッドホンで知られているビーツ・エレクトロニクスの買収もこれを見据えてのことだったのではないかとコンシクエンス・オブ・サウンドは指摘している。なお、ライトニング・コネクタ経由のヘッドホンの使用はソフトウェアの更新ですぐに設定できるようになるという。