最後のオリジナル・ラモーンズ、トミー・ラモーンの死をミュージシャン達が追悼

最後のオリジナル・ラモーンズ、トミー・ラモーンの死をミュージシャン達が追悼

7月11日に他界したトミー・ラモーンを多くのミュージシャンが追悼している。

トミーは胆管がんとの闘病の果てにホスピスケアを受けながら息を引き取ったが、ラモーンズでは現存する最後のオリジナル・メンバーだった。バンドのフェイスブックではトミーの1978年の次のような発言が紹介されている。

「ザ・ラモーンズで重要だったのはその音楽だけじゃなかったんだよ。ラモーンズとはある考え方のことでもあったんだ。それはロックから失われてしまっていた、ある手応えを取り戻すことだったんだ。なにか新しくてこれまでになかったものを世の中に投げかけるために外へと打ち出していくことだったんだ。もともとはね、純粋にアーティスティックなだけの試みだった。でも、最終的にはみんなにとってなんか重要なものになったと俺は感じてたよ」

ラモーンズ「結成時のオリジナル・メンバー、トミー(・アーデライ)・ラモーンの訃報をお伝えするにあたって哀惜の念に堪えません。R.I.P.(ご冥福をお祈りします)」

キャリー・ブラウンスタイン(スリーター・キニー、ワイルド・フラッグ)「これで全員いなくなってしまった。R.I.P.トミー・ラモーン」

ジェラルド・ウェイ「R.I.P.トミー・ラモーン」

ザ・クリブス「R.I.P.トミー・ラモーン」

アンドリューW.K.「トミー・ラモーンが今日他界したことを今知った。史上最高に画期的なドラマーにしてプロデューサー。しかも、いつも優しかった」

プルド・アパート・バイ・ホーセズ「どんなバンドにもラモーンズ的な要素はちょっとはあるはず。R.I.P.トミー・ラモーン」

マット・ソーラム「またしても伝説が一人今日亡くなった。ラモーンズのオリジナル・ドラマーのトミー・ラモーン。天国での再結成がこれで実現したね。R.I.P.パンク・ロッカー」

ローレン・ラヴァーン(イギリスのラジオDJ)「トミー・ラモーンの訃報が本当に悲しい。わたしのバンドはラモーンズがロンドンで最後のライヴをやった時に前座をやらせてもらう機会に恵まれたんだけど、当時わたしたちは16歳だった。ブリクストンという会場でろくに演奏もできないこんなガキに前座を任せたこと自体がラモーンズのなんたるかをよく物語っていたと思う。このバンドがどういう人たちだったのか、みんな知っておくべきだと思う。R.I.P.トミー、音楽をありがとう」

ビリー・ブラッグ「1-2-3-4! オリジナル・ラモーンズの最後のメンバーが姿を消してしまった」

ノエル・フィールディング(コメディアン)「あああああああ トミー・ラモーンx」

ジャンゴ・ジャンゴ「R.I.P.トミー・アルバム。今日のアルバムは『ラモーンズの激情』」

キャシー・ラモーン(ヴィヴィアン・ガールズ)「トミー・ラモーンには一度だけ会ったことがある。オリジナル・ラモーンズで会ったことがあるのはトミーだけ。いい人だった」

(c) NME.COM / IPC Media 2014

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