ジュリアン・カサブランカス、ツアーはバンドを破壊すると語る

ジュリアン・カサブランカス、ツアーはバンドを破壊すると語る

先頃、ザ・ストロークスとしての新作制作を来年明けから始めると明らかにしたジュリアン・カサブランカスだが、ストロークスはもう二度とツアーに携わらないかもしれないとも取れる発言をしている。

10月15日にリリースされるザ・ヴォイズを率いてのセカンド・ソロ『ティラニー』の取材を受けたジュリアンはGQ誌とのインタヴューでストロークスの現状について訊かれ、バンドはもともと平等なものではなかったと次のように語っている。

「ぼくたちのバンドはもともと平等ではなくて、でも、平等だという幻想だけがあって、それがすべてをダメにしたんだよ。バンドっていうのは友情を壊していくのには本当にうってつけなものなんだ。そして、ツアーっていうのは、バンドを壊していくのに本当にうってつけなものなんだよ」

その一方で今年に入ってから行ったライヴや新曲群の手応えについてはいい感触を得ていると次のように説明している。

「いい感じだったし、何度かライヴもやって、ようやくノリもね……つまり、ぼくたちの仕事での人間関係の中で、仕事上での友情がうまくいったことはなかったんじゃないかと思うんだけど、ようやくぼくたちにもそういうものができたのかなっていうね。だから、クリエイティヴなヴァイブはもう失わないっていうことだね」

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