クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ、ニック・オリヴェリが一夜限りの復活

クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ、ニック・オリヴェリが一夜限りの復活

元クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのベースのニック・オリヴェリが10月31日にロサンゼルスで行われたクイーンズのライヴのアンコールで客演し、6曲披露したという。

ライヴはロサンゼルスのザ・フォーラムで行われたもので、この日がハロウィーンだったこともあり、ニックは悪魔の角を頭につけてアンコールに登場し、"クイック・アンド・トゥ・ザ・ポイントレス"、"オート・パイロット"、"アナザー・ラヴ・ソング"などここ10年近くライヴで披露されていないナンバーを6曲披露した。なお、ジョシュは教会の司祭に扮してステージに登場したという。

なお、ニックは先月の時点でこの客演の予定をNMEに明かしていて、「興味深い一晩」になると次のように語っていた。

「ジョシュから連絡があって、アンコールのような形でクイーンズと6曲やってくれっていう話があったんだよ。再結成だけど、再結成じゃないようなね。だから、ライヴの終わりにステージに登場してベースと歌を披露することになるんだ。興味深い一夜になるとは思うよ」

ニックは古くからジョシュの友人としても知られているが、2004年にニックが当時の交際相手の女性に暴力をはたらいたことがたたってジョシュはニックにクビを言い渡し、ニックは脱退したとされている。その後、ニックは『ライク・クロックワーク』収録の"If I Had a Tail"にも客演しているが、今回のライヴ出演は今後のニックの再加入の伏線なのかという問いにニックは次のように答えている。

「それはほとんどジョシュ次第ってことだよ。クイーンズはジョシュのバンドだし、なんか決定するんであればそれはジョシュがすべて決めることだからね。俺もここ10年くらい、クイーンズのライヴにも時々顔を出してきてはいるんだけどね。連中のライヴを観に行って『おーい、俺遊びに来たんだけど! なんか歌ってほしいなんてことはない?』ってな調子でね。その後、しばらく俺の方から声をかけるのをやめてたら、なんとあっちから声がかかっちゃったよ! まあ、最近じゃジョシュになにかやりたいことがある時に声がかかるっていう感じなんだよね。とにかく、俺が決めるようなことじゃないからっていうのが俺の言いたいことなんだけど」

「俺の方からはいつも出たがってきたから、ようやくジョシュも今度のハロウィーン・ライヴの話を持ってきてくれたんだよ。最初は俺のバンドに前座をやってくれという話があって、うんわかったっていう話になってね。それからまた連絡があって、『ライヴの終わりに昔の曲とか歌ったりしてみたい?』って訊いてくるから『当たり前だろ! なんかやろうぜ!』って答えたんだよ。きっと興味深い一晩になるはずだよ」

なお、この日のライヴのオープナーとなった1曲目の"Keep Your Eyes Peeled"でもシザー・シスターズのジェイク・シアーズが客演することになった。

この日のセットリストは以下の通り:
'Keep Your Eyes Peeled'
'Feel Good Hit of the Summer'
'The Lost Art of Keeping a Secret’
'My God Is the Sun'
'Smooth Sailing'
'If I Had a Tail'
'Little Sister'
'Someone’s in the Wolf'
'The Vampyre of Time and Memory'
'I Sat by the Ocean'
'Make It Wit Chu'
'Regular John'
'No One Knows'
'Go With the Flow'
Encore:
'You Think I Ain’t Worth a Dollar, But I Feel Like a Millionaire'
'Quick and to the Pointless'
'Auto Pilot'
'Another Love Song'
'Gonna Leave You'
'A Song for the Dead'

当日の演奏の模様はこちらから。
http://www.youtube.com/watch?v=LOuqVUYiIXY

(c) NME.COM / IPC Media 2014

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