現在14・オン・ファイアー・ツアーのオセアニア公演中のザ・ローリング・ストーンズだが、ミック・ジャガーの3月に自殺した交際相手、ローレン・スコットの保険金をめぐる係争が示談に落ち着いたことが明らかになったとビルボード誌が伝えている。
示談の詳細については明らかにされていないが、保険金は1270万ドル(約14億6千万円)に及ぶもので裁判で争われることになっていたものの正式に決着がついたとミックの広報のフラン・カーティスが11月14日に明らかにしている。ただ、こうした個人的な情報が裁判で明らかにされてしまったことを遺憾に思っているとカーティスはコメントしている。
ローレンの自殺でバンドは現在行っているオセアニア・ツアーを3月にいったん中止する事態に追い込まれたが、この時被った損害費用を保険会社に請求したところ、保険会社はアメリカの連邦裁判所に訴え、自殺の調査のためローレンの弟への面会の許可を裁判所から勝ち取っていた。しかし、最終的に保険会社からの接触はなかったとローレンの弟は語っているとザ・ソルトレイク・トリビューン紙が伝えている。

