10月10日にニュー・アルバム『In Rainbows』のダウンロード販売をスタートしたレディオヘッド。
彼らの公式サイト(radiohead.com)には、10月10日付でフロントマン=トム・ヨークのメッセージが掲載された。トムはまず「In Rainbowsをダウンロードして楽しんで聴いてもらえているといいけど。ついに世に出すことができて、僕ら全員ほっとしている。この2週間は本当にキツかった・・・たぶん、アナタも想像がつくと思うけど」と、コメント。世間をあっと言わせた突然のリリース発表から、発売開始までわずか10日間。やはりその間、トムやバンドの元にも多数の反響や問い合わせなどが殺到していたようだ。
10月9日の晩は、パブで過ごしていたというトム。その際に読んだ『WIRE』誌に掲載されていたロバート・ワイアットのポップ・ミュージックにまつわる印象的なフレーズを引用して、メッセージを締めくくっている。
また、ギタリストのジョニー・グリーンウッドは、ソロ・プロジェクトのライヴなどがあるため、ニューヨークを拠点に4ヶ国14都市で地域密着型のブログを運営するGothamist LLCのニューヨーク版『Gothamist.com』のインタヴューに応えている。今回の新作のリリースについてたずねられたジョニーは、「とにかく早く発表したかっただけ。それと実験的な試みでもあった。自分たちのためにやっただけであって、みんなが言っているような産業に反旗を翻すだとか、みんなのために何かを変えようというようなものではなかった。本当にそういうモチベーションでやったんじゃなかったんだ。それよりももっとフィーリングというか、僕らが正しいと思えたこと、それからこれまでやったきたことを繰り返すのは退屈だなあ、というそのフィーリングに従ってやったことだった」とコメントしている。
なお今回のダウンロード版『In Rainbows』の配信カウントは公表されておらず、UKチャートを集計するチャート・カンパニーに対して、作品登録や売り上げ報告を行う予定もないとのことで、ダウンロード版『In Rainbows』はUKアルバム・チャートには反映されないのだという。
レディオヘッドのトムとジョニーが新作についてコメント
2007.10.12 13:16