ノエル・ギャラガー、ジェイク・バグに対して「バンドをやれ」と提言

ノエル・ギャラガー、ジェイク・バグに対して「バンドをやれ」と提言

2月25日に新作『チェイシング・イエスタデイ』をリリースしたノエル・ギャラガーはジェイク・バグがプロの共作者を使っていることを知った時にはがっかりしたと明かしていて、作曲で助けがいるならバンドを組むべきだと語っている。

ショートリスト誌の取材に応えたノエルはジェイクやジェイムス・ベイなど共同ライターを使っているアーティストたちに触れて次のように語っている。

「こうしたほかのソングライターを使っているアーティストたちが『曲を書くには助けが必要なんだ』と語っているのは俺も聞いたことがあるんだよ。そういう連中への俺の助言はなにかというと、『曲を書くのに助けが必要だっていうのならバンドを組めよ』っていうものなんだよね。だって、そうだろ? そういうことをしないから音楽はどんどん衰退してるんだよ」

「こういう連中は歌手であって、パフォーマーではあるかもしれないけど、シンガー・ソングライターじゃないよ。だから、こういう連中を言い表す新語が必要なんだよ。だってこいつらがシンガー・ソングライターだっていうんだったら、じゃあ、俺はなんなんだよ? ポール・ウェラーは? ポール・マッカートニーは? ニール・ヤングやボブ・ディランはなんなんだっていう話になるんだよ」

「ジェイクが俺と一緒にツアーを回ったのを思い出すけど、すごく楽しかったし、それこそ『期待の新星、彗星のように現る』っていうもんだったんだよね。それで中央ヨーロッパをツアー中に楽屋でアルバムをもらったんだよ。それで聴いてたら、『んん? クレジットに入ってるこのもう一人は誰?』ってなったんだ。ある意味、絶望したよ。ほんとにがっかりしたよ」

なお、エド・シーランについて先頃、彼がウェンブリー・スタジアムのヘッドライナーになるような時代に生きてはいたくないと語ったノエルだが、その後前言撤回し、エドを評価していることを同じインタヴューで明らかにしている。

ノエルは自身がティーンエイジ・キャンサー・トラスト・ライヴのキュレーターを務めた際、エドに声をかけたところ結局、スケジュールの都合で断られてしまったが、その後エド本人からその翌年に電話があって一応予定は空けてあると伝えてきたことをノエルは明かしている。「そこまでしてくれたやつはあいつだけだったよ」とノエルは語っていて、「あいつはいい若者だし、今後一切けなしたりはしない」と宣言している。

(c) NME.COM / IPC Media 2015
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